都心から3時間弱、紅葉の絶景スポット西沢渓谷に行ってきました!!

中央道を勝沼インターチェンジで降りて国道140号へ向かい笛吹川沿いを上流に進む。幾つか温泉地の案内を通り過ぎ、いよいよ辺りが山の風景へと変わり始めると目の前に広瀬湖が広がる。そして、 その上流は笛吹川の源流に位置し、大小さまざまな美しい滝と清流によって花崗岩が浸食されてできた渓谷が四季折々に絶景を楽しませてくれる西沢渓谷がある。特に秋は木々が真っ赤に染まり、滝と渓谷、そして見事なまでの紅葉が雄大な山々をバックに、大自然のアートとも言うべき感動的な景色を作りだしてくれる。 都心から3時間弱、今回は魅力あふれる西沢渓谷の紅葉ハイキングをレポートします。

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西沢渓谷は山梨、長野、埼玉の3県にまたがる秩父多摩甲斐国立公園内にあり、パンフレットなどでお馴染み見た目も独特な「七ツ釜五段の滝」が有名です。ウォーキングコースもしっかり完備されていて大自然の滝と渓流を思いっきり満喫することが出来ます。

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どんなコース?

ハイキングコースは1周約4時間のコース。 西沢渓谷入口(入口ゲート)からスタートしてトイレのあるナレイ沢広場まで来たら、そこからは反時計回りで1周するコース(渓流沿いの道は狭いので反時計回りの一方通行がルールだそうです) ハイキングコースで整備されているとは言え、かなり険しいです。 登山道でいう鎖場のようなところもあり、また、急な登り下りがあるうえに道幅も狭く足元が濡れていたりと、とても滑りやすい箇所もあるので十分な注意が必要です。正直想像していたよりハードでした。 シューズ等、軽登山同様のそれなりの装備が必要です。確かにガイドマップにもはっきりと登山と記載されていますね! ちょっと滝を観に行こうなんて気楽な気分で行ったらアウトです。 半面、ちゃんと装備をしていけば、気軽に登山感覚で絶景の渓谷ウォーキングが楽しめる素晴らしいコースです!

所要時間(ガイドマップから)

西沢渓谷入口 → 15分 → レナイ沢広場(トイレ) → 15分 → 西沢山荘 → 20分 →  三重の滝  → 10分 → 人面洞 → 10分 → 竜神の滝 → 5分 → 恋糸の滝 → 5分 → 貞泉の滝 → 5分 → 母胎淵 → 25分 → 七ツ釜五段の滝 → 5分 → 不動滝 → 15分 → 旧森林軌道(黒金山登山道の方にトイレあり) → 35分 → 大久保沢 → 30分 → ネトリ大橋 →  5分 → レナイ沢広場(トイレ) → 15分 → 西沢渓谷入口

こちらの「山梨観光協会」のサイトに詳しく書かれてます。

ガイドマップを手に入れよう!!
山梨観光協会 西沢渓谷のガイドマップ(PDF)
・ ガイドマップ表
・ ガイドマップ裏

西沢渓谷は、ガイドマップや案内もしっかりしているのが嬉しいですね。

  • 12月1日頃から4月28日頃までは冬季閉鎖となります。
    詳しくは下記「山梨市役所観光課」へお問い合わせ願います。
    電話番号:0553-22-1111(代表)

駐車場は?

駐車場は無料の市営駐車場が2ヶ所あります。 1ヶ所目は「西沢家渓谷入口」に近い市営駐車場で60台くらいが駐車可能だそうです。 2ヶ所目は道の駅「みとみ」と「西沢渓谷蒟蒻館」の間にある市営駐車場で、こちらは広いのでキャパシティが十分にあります。 「西沢渓谷入口」からは若干離れてますが、全然問題ないです。 ゆったり停めたいならこちらがお勧めです。 帰りに西沢渓谷蒟蒻館や道の駅「みとみ」などに立ち寄るのも便利です。

その他、「西沢家渓谷入口」に最も近い民間経営の有料駐車場があります。 めちゃ近くに停めたい方はお勧めです。


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国道140号から「西沢渓谷入口」に入る交差点。
この奥に1つ目の市営駐車場と有料駐車場があります。

 

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こちらが道の駅みとみと西沢渓谷蒟蒻館の間にある駐車場。蒟蒻会館の手前から入ります。とにかく広いので満車になることはなさそうです。 ゆったり停めたいならこちらがお勧め!! 帰りに道の駅みとみや蒟蒻会館に立ち寄るのにも便利です。

Googleマップで見るとわかりやすです。
国道が大きく右にカーブしている内側にあるPマークが1つ目の市営駐車場。「西沢渓谷蒟蒻館」の下(南側)が2つ目の市営駐車場です。

それでは、西沢渓谷へGO!!

その前に、西沢渓谷入口の手前にある「ドライブイン不動小屋」の前で1個160円で売ってるよもぎ餅がめちゃ美味しそうだったので、ついついGET!! 途中のおやつにしよっと! w

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ここが西沢渓谷入口のゲート!! ここからスタートです。

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暫く歩くと「なれいの滝」が見えて来る。ナレイ沢広場までは車も通れる幅のある歩きやすい道が続く。

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ナレイ沢広場に到着!!  左側がトイレになっているゲート(?)をくぐり抜けると、いよいよ西沢渓谷へ。
ここからは反時計回りの一方通行となります。 帰りはネトリ大橋を渡って、このトイレの手前左側へ到着します。

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ゲートの手前にある西沢渓谷の鳥瞰図です。
(二俣吊橋の上に、私の影が。。。 決して心霊写真ではございません w)

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西沢山荘を過ぎると道幅が一段と狭くなり、それらしい雰囲気になってきます。
そして、綺麗な風景の「二俣吊橋」に。

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つり橋からの眺め!!
行ったときは、11月3日でまだ紅葉もまばらな感じでしたが、まばらな紅葉もいい感じでした。

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つり橋を過ぎるといよいよ、「西沢渓谷」です!

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ここからは、写真のダイジェストで!!

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カエル岩!! 思わずウケた!(笑)
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万丈橋を渡り、この急な道を登り切ると。

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日本の滝百選に選ばれた、西沢渓谷最大の滝「七ツ釜五段の滝」展望場所に到着!!
その独特な滝の姿に、しばし見入ってました。 残念ながらまだ紅葉がイマイチかな。

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そして、こんな沢が流れ込んでる水浸しの道を通ったりして、最後の滝「不動滝」に。

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この「西沢渓谷終点まで100m」の階段を上ると、折り返し地点の「西沢渓谷 終点」!
この案内の右に行くと直ぐにトイレのある休憩所(広場)があります。

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ここからは、旧森林軌道という木材搬出に使われたトロッコの線路跡を歩いて「ナレイ沢広場」まで戻ります。
行きの渓谷沿いの険しい道とは打って変わって、歩きやすくて、幾つか橋が掛かっていたりトロッコの線路の跡があったり、展望広場では山々が綺麗に見えたりと、紅葉を見ながらのウォーキングが楽しめました。

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ネトリ大橋からの眺め! この大きな橋を渡ると直ぐ「ナレイ沢広場」です。

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ナレイ沢広場からは、西沢渓谷入口のゲートのところまで来た道を引き返します。

 

西沢渓谷蒟蒻館と道の駅みとみ

西沢渓谷ハイキングを楽しんだ後は、いろんな蒟蒻や美味しい蒟蒻がいっぱいの西沢渓谷蒟蒻館で蒟蒻をお土産にGET!

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いろんな蒟蒻がいっぱい!! 蒟蒻尽くしでダイエットにいいかも。 漬けまぐろは笑えた。w

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お勧めは、この蒟蒻のトロサシ!!
特性醤油を付けて食べるとめちゃ美味しい。

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特産物がいっぱいの道の駅みとみ!!

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美味しそうなメニューが揃ってる「軽食コーナー」

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中に入ると風間深志氏のバイクなどが展示してあって、思わず感動!

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帰りはやっぱり温泉でしょう!!

川浦温泉 山県館

一番のお勧めは、源泉かけ流し100%の宿 「川浦温泉 山県館」!
だけど日帰り入浴は14時まででした。今回は残念ですが間に合わなかった。。。
山県館へ立ち寄ろうと計画されている方は、午前中に西沢渓谷を回って余裕をもって山県館に立ち寄ることをお勧めします。
また、繁忙期等は日帰り入浴を中止していることもあるようなので、事前に問い合わせて行かれる方が確実です。

はやぶさの湯

もう一つお勧めは、「はやぶさの湯

独特の天然アルカリイオン泉はお肌スベスベ! お茶やコーヒー、料理にもお勧めな温泉だそうで、ペットボトルで売っているのでお土産に買ってみてはいかがでしょうか?

でも、今回ははやぶさの湯も見送り!

正徳寺温泉 初花

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そして、今回訪れたのは、「正徳寺温泉 初花」!
初訪問です。

この温泉、もともとはウナギの養殖屋さんだったところが、平成元年に温泉を掘り当てた平成の温泉だそうです。
なので、お食事処は「うな重」が美味しそう。 怖くて値段は確認しませんでした。 w

温泉はヌルヌルした感じで、お肌にとってもよさそう。広めの露天風呂や蒸し風呂などがあり、温泉をいろいろな方法で楽しめます。
ただ、温度が少し低めなので、冬より夏の方が向いている温泉かもしれません。 でも気持ちいです。

こちらはお風呂の出入り口にある、源泉を柄杓で飲むことができるところ。

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お勧めの西沢渓谷でしたが記事のアップが遅くなってしまい、今シーズンはもう終わりかもですね。ごめんなさい。

西沢渓谷はゴールデンウィークには秋とはまた違った魅力でいっぱいです。 来シーズン、是非、訪れてみては如何でしょうか?